日本武道学会
なぎなた専門分科会
Division of Naginata Research
令和4年度日本武道学会なぎなた専門分科会研究会
日程:2022 年 9 月 4 日(日)14:30~16:00
(日本武道学会総会終了後を予定しています)
場所:桐蔭横浜大学 大学中央棟 3 階 301 教室
対面+Zoom を用いたハイブリッドを予定しています
参加費:なし(会員以外の方も参加申し込みできます)
*「申込フォーム(QR コード)」からお申込いただいた方は、ZoomURL などを後日送付いたします。QR コードをスマホのカメラで読み取る、もしくはクリックしてください。→
「史料から読み解く“薙刀”の特性」
講師:渡邊 佑里乃(公益財団法人日本美術協会 上野の森美術館 美術業務課)
内容:日本中世に現れた有力な武器のひとつである薙刀は、現代では古武道の分
野で“薙刀”として、そしてスポーツ・教育の場で“なぎなた”として継承・発展を
遂げている。両者の間には、前者は太刀対薙刀の修練に、後者は薙刀対薙刀の修練に重点をおいているという違いこそあるものの、“なぎなた”というスポーツが“薙刀”から受け継がれた体さばき・打突の正確さを競うものであることは周知の通りである。
本講演では、室町後期~近世初頭にかけて成立した古記録数点にスポットをあ
て、薙刀を用いたとされる人物たちとその背景を紹介する。そして、彼らの社会的立場や置かれていた状況がそれぞれ異なることに留意しつつ「彼らはなぜ薙刀を選んだのか」ひいては「当時薙刀はどのような特性のある武器と捉えられていたのか」について考察をしていきたい。専門分科会の皆様方と共に史料を分析しながら、原点たる“薙刀”について考えていくことで、“なぎなた”の今後さらなる発展の一助となれば幸いである。
本研究会に関するお問い合わせは事務局まで メールアドレス nagilabo2020@gmail.com
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桐蔭横浜大学アクセス
会場:大学中央棟 3 階 301 教室
〒225-8503 神奈川県横浜市青葉区鉄町1614番地
大学代表電話:045-972-5881
http://toin.ac.jp/univ/access/accessmap